

ユニットバスの浴室床溝に対応したブラシとして好評をいただいた「バス床ブラシ」ですが、使用中に「ザザザッ!」と大きな音がします。
これは溝の奥までブラシ毛が届いているからこその音なのですが、「傷がつきそう」と心配する声が届くようになりました。
そこで「音のしないバス床ブラシが作れないだろうか」と開発したのが、この「バス床ブラシソフトバージョン」です。
約38,000本の極細ブラシ毛が柔らかく、そしてシッカリと汚れを落とします。

開発秘話
溝汚れをしっかり落とせる「ブラシ職人シリーズ バス床ブラシ」が無事に完成し、
「こんなブラシ、見た事がない!「便利!」と
使ってくださった方から好評を得ていました。
しかし、使用された方から「使用時の音が凄い」「傷はつかないだろうか?」との問い合わせをいただくようになりました。
その声は多くはありませんでしたが。しかし一時的ではなく継続的に問い合わせをいただきました。
そこで、「力を入れて、しっかりゴシゴシ洗いたい人ばかりではないのかもしれない」と考え、
柔らかいバージョンについて開発が始まりました。
柔らかいのにしっかり汚れを落とせる
開発に当たり、歯ブラシの「やわらかめ」と「ふつう」で使われているブラシ毛で試作を行い、使用感のテストを行いました。
評価として「やわらかめ」タイプは浴室床の溝汚れをしっかり落とす事ができませんでしたが、「ふつう」タイプは浴室床の溝汚れを落とす事を確認できました。
しかしながら、そのテストの中で驚かされたのが使用時の「静さ」でした。
従来のタイプでは浴室床を洗うと「ザザザッ!」と音がするのに対して、ほとんど音がしません!
試作を作った本人ながら「これは凄いわ!」と驚きました。

この試作・評価結果から、歯ブラシの「ふつう」で使用されているブラシ毛と同じ太さを使用する事に決定したのですが
使用テストを続けているうちに耐久性が無い事が判明。
このままで清掃ブラシとして使えないため、何種類もの試作・評価テストを繰り返し耐久性の高い素材をイチから開発しました。
そうして”ブラシ職人シリーズ”として納得のできる洗浄力が高く、耐久性も高いブラシ毛が開発出来ました。
たっぷりの毛を植毛
ソフトバージョン専用ブラシ毛が完成した後、従来のバス床ブラシの底部のみ柔らかくした試作品を作りました。
しかし、使用してみると床面と側面を洗う際の感触の違い(毛の硬さの違い)が気持ち悪く感じ、違和感が非常に大きかったです。
この課題を解決するために色々なパターンで試作品をつくり、評価を来り返した結果、全面にソフト毛を植毛したタイプの使用感が非常に良い事が分かりました。
こうして
・使用する毛
・どのように植毛をするか
が決まりました。
そして、最後に「柔らかいのにしっかり汚れを落とせる」ために、約38,000本のブラシ毛を使用する事でバス床ブラシ・ソフトバージョンが完成しました。

好みが分れる使い心地
完成したソフトバージョンをモニターさんに使用してもらいました。
1カ月使用してもらった結果は「物足りない」と言われる方と「最高」と言われる方に二分されました。
力を入れてゴシゴシ洗いたい方には力を入れにくいため不評でしたが、優しく洗いたい方からはたいへん好評でした。
この様な結果は今まで経験した事が無かったので大変驚いたと同時に、柔らかいブラシを求めている方のニーズにマッチさせる事が出来たと安堵しました。

立てて保管。吊り下げて保管。
ブラシを開発する際「使うシーン」を徹底的にイメージして開発を行ってきました。
しかしよくよく考えると「使用している時間」よりも「使用していない時間」の方が圧倒的に長いわけです。
そこで浴室に保管していても目障りにならない保管方法を研究しました。
そうして産まれたのが、この「立てて保管。吊り下げても保管」です。
この保管方法によって、ブラシ面が横を向き、水切れが良くなるためカビの発生抑止にも繋がっています。
力を入れやすいグリップ
夫婦共働きと言う言葉が表しているように、仕事も家事も分担で行う事が普通です。
そこで、手の大きな方でも小さな方でもしっかり握れるグリップを考えました。
また、水周りでの使用となる事から表面はシボ加工を行う事で滑りにくくしています。

商品特徴



商品詳細
サイズ

詳細
商品名 | ブラシ職人シリーズ バス床ブラシ(ソフトタイプ) |
サイズ | 約 幅 高さ 14cm ×幅 11cm×奥行き 9cm |
重さ | 約 –g |
素材 | ブラシ:ポリエチレンテレフタレート 柄:ポリプロピレン |
耐熱温度 | 約 80度 |
原産国 | 日本 |